■ROE(自己資本利益率)

最近特に話題になっている指標。バフェットが重要視していることでも有名。
  
  FPG
2010.9 41.6
2011.9 31.7
2012.9 35.2
2013.9 33.7
2014.9 26.4

FPGも下がっているとはいえ、今だ高水準です。

この指標は二つの意味があると思っていて

株主を意識して経営しているか

米国株は大型株でも20%ありますが、日本は5%いけばいいというほど低いです。

例)コカコーラ 22%
http://www.morningstar.co.jp/frstock_us/stock.html?symbol=KO

この違いは、株主から預かった資金の見解の相違が大きいと思っています。
上場企業の社長で「返さなくていいお金。銀行から借りるよりもいい」
などどいう発言を以前講演で聞いて、びっくりしました。
投資家としては当然リスクがあるので銀行金利よりも高いリターンを求めているのに。

効率よく稼げる事業か

バフェットのいう「いい事業」とは少ない資金で高く稼げる事業のことなので、そこを見る
指標としてはある意味最適です。

ただし自己資本比率が低い状態での高いROEは、単純にレバレッジを高くかけている
だけの可能性もあるので、そこはしっかり見ていかないといけませんが。

■EPS(一株利益) 

  FPG
2010.9 5.6
2011.9 7.1 26%
2012.9 10.1 42%
2013.9 15 49%
2014.9 23.8 58%
2015.9 50.6 113% 

株価上昇にはこの数値の成長が非常に大事です。
FPGは5年で10倍ですから、驚異的な成長です。
増資もしていますからね。

バフェットが自社株買いを好むのも、EPSが大きく改善するからです。

バークシャーがIBMを大量買いしているのもIBMの自社株買いを評価してとの
報道がありますが、売上を落としているなかでの自社株買いがどうでるかは
(そこにお金を使わず事業投資を優先させたほうがいいのでは)、今後注目です。

■BPS(一株純資産)

  FPG
2010.9 59.69
2011.9 75.25 26%
2012.9 98.05 30%
2013.9 175.57 79%
2014.9 337.39 92%
 
企業が赤字のときや、資産株には有効な指標です。バフェットのバークシャー(BRK)
はEPSで見るよりもBPSで見たほうがいいかも知れません。
株価の安全性を見るのに使ってる方も多いです。

■配当性向

これも経営者が株主を意識して経営しているかを見るのにはいい指標です。

  FPG
2010.9 9.5
2011.9 32.9
2012.9 40.3
2013.9 40.1
2014.9 46.4

FPGはこの指標も驚異的です。高成長株なのに利益を半分近くを配当。
だったら増資しなければいいのに と個人的には思ってしまいますが。

バフェットが自社株買いを好み、かつバークシャーが無配当なので個人的にも配当には
興味ありませんでしたが、名著シーゲル博士の「株式投資」を読んで見方変わりました。

株式投資 第4版
ジェレミー・シーゲル
日経BP社
2009-07-23



成長株のIBMと成熟株のタバコ株の代表フィリップモリスのパフォーマンスを比較すると
フィリップモリス株のほうが上というレポートです。
前提条件として、配当を再投資したらというのがつきますが。
これには成長株投資しかしていなかった僕は、目から鱗でした。

バフェットが世界で有数のお金持ちになったのも複利の効果といわれていますが、
コカコーラなどの高配当の株からの配当を再投資できたのも、大きかったと思います。

最悪な例としては、僕が以前投資をしていた まんだらけの配当性向推移
2.1
2.2
0.8
1.6
0.7
驚くほど低いです。
それでいてROEの推移もこれでは株価が低い(低PER)のも当然です。
8.3
7.9
9.6
15.7
15
さすがに株主提案されましたね。
http://mandarake.co.jp/company/ir/pdf/news_141114.pdf

この観点からも「少ない資金で高く稼げる事業」がいかに大事かだと思います。

理想はコカコーラのように成長株で高配当の株ということですね。